前場に注目すべき3つのポイント~短期的な値幅取り中心の売買が継続か

2014年1月8日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期的な値幅取り中心の売買が継続か

8日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:買い先行も欧州系の売り継続でやや神経質か
■外資系証券の注文動向:差し引き1250万株の買い越し
■前場の注目材料:大手銀行とNTTデータ<9613>、アジア各国の金融機関とATM相互接続へ

■買い先行も欧州系の売り継続でやや神経質か

☆日経225想定レンジ:上限16000円-下限15850円

8日の東京市場は買い先行の展開になりそうだ。7日の米国市場は欧州株式相場が堅調推移となった流れを受け、買いが先行した。11月の米貿易収支で赤字額が予想よりも縮小していたことも好感され、ダウ、ナスダックともに上昇している。シカゴ日経225先物清算値は大証比130円高の15910円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まりそうだ。

また、円相場は対ドル、対ユーロともに円安に振れているほか、米半導体メモリー最大手マイクロン・テクノロジーが7日取引終了後に発表した第1四半期決算は、売上高がアナリストの予想を上回ったことも買い安心感につながりそうである。日経平均は2日間で一時500円を超える下げをみせたこともあり、押し目買いも入れやすいところであろう。

とはいえ、明日9日には指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>の決算発表が予定されているほか、翌10日にはオプションSQが控えている。先物主導で振らされやすい状況であるが、7日の先物手口では大発会に続いて欧州系の売りが継続している。昨年末の上昇局面で積み上がったポジションを調整しているとなれば、この売りが止まるのを見極めたいところであろう。それまでは、短期的な値幅取り中心の売買が続きそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き1250万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り950万株、買い2200万株、差し引き1250万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月26日(木):50万株の買い越し
12月27日(金):60万株の買い越し
12月30日(月):470万株の買い越し
1月6日(月):1370万株の買い越し
1月7日(火):120万株の買い越し

■前場の注目材料

・米貿易赤字縮小で米国株式市場が上昇、為替相場も円安に振れる
・大手銀行とNTTデータ<9613>、アジア各国の金融機関とATM相互接続へ
・ソニー<6758>、クラウド技術を活用し「PS4」にゲーム配信を開始へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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