欧米為替見通し:テーパリング100億ドルの1月のアノマリー

2014年1月7日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 欧米為替見通し:テーパリング100億ドルの1月のアノマリー

本日7日の欧米市場のドル・円は、今週末10日に発表される米国12月の雇用統計、SQへの警戒感から上げ渋る展開が予想される。

ドル・円は、2日に105円45銭まで上昇し、フィボナッチ・リトレースメント61.8%戻し(124円14銭-75円32銭)の105円49銭を達成しており、高値圏での反落を示唆する「リバーサル」により反落の可能性が高まりつつある。

ニューヨーク株式市場が年初来弱含みに始まった要因は、今月から米国連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和縮小)100億ドルが始まったことによる。

ドル・円相場は、ニューヨーク株式市場と東京株式市場の下落を受けたリスク回避の円買い、米国10年債利回りの低下を受けたドル売りにより、調整局面に入りつつある。

ニューヨーク株式市場の「1月のアノマリー」(1928年-2013年)では、1月月足が「陽線」ならば、年足が「陽線」となる確率は約80%、「陰線」ならば「陰線」となる確率は約60%、「陽線」となる確率は約40%となっている。

ドル・円相場では、1972年-2013年で、1月月足と年足の整合性は約61%となっている。

米国連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和縮小)は、ドルの流動性供給が逓減すること、ドル・キャリートレードの手仕舞いとなることで、ドル買い要因になる。

【今日の欧米市場の予定】

17:55 独・12月失業率(予想:6.9%、11月:6.9%)
19:00 ユーロ圏・11月生産者物価指数(前年比予想:-1.3%、10月:-1.4%)
19:00 ユーロ圏・12月消費者物価指数(前年比予想:+0.9%、11月:+0.9%)
22:30 加・11月貿易収支(予想:-1億カナダドル、10月:+8000万カナダドル)
22:30 米・11月貿易収支(予想:-400億ドル、10月:-406億ドル)
22:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
03:00 米・財務省3年債入札(300億ドル)
04:10 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(経済と金融政策)《KO》

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