7日の中国本土市場概況:小動き、流動性不足懸念などで上値は重い

2014年1月7日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 7日の中国本土市場概況:小動き、流動性不足懸念などで上値は重い

7日の中国本土市場は小動き。上海総合指数は前日比1.61ポイント高(+0.08%)の2047.32、深セン成分指数は同12.15ポイント安(-0.16%)の7806.31で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。

上海市場は昨日6日に約5カ月ぶりの安値で取引を終了したため、売られ過ぎ感から幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、政府が電信通信業務などを上海自由貿易試験区(FTZ)で一段と開放する方針を示したことや、第1陣となる民営銀行のライセンス3-5枚を発給するとの報道が関連銘柄への手掛かり材料となった。

一方、両市場とも上値は重い。1年以上停止している新規株式公開(IPO)が近く再開されるとの観測が引き続き警戒材料。また、中国人民銀行(中央銀行)が今日7日の定例オペを見送ったことも流動性不足懸念を強めた。さらに、シャドーバンキング(影の銀行)の規制強化観測なども嫌気された。

セクター別では、上海FTZ関連が大幅上昇。同地区における一連の規制緩和などが好感された。また、旅行やホテル、小売りなど内需関連もしっかり。春節(旧正月)の大型連休が今月末から始まるため、需要の増加期待が高まったようだ。一方、金融や不動産関連がさえない。影の銀行の規制強化観測に加え、北京市や河北省石家庄市など「住宅購入制限制度」が導入されている都市の不動産市場の停滞感が強まっているとの報告が売り手掛かりとなった。《KO》

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