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【木村隆のマーケット&銘柄観察】日本コンクリートは今期増額への期待を織り込む展開へ
日本コンクリート <5269> が底打ちから反転の態勢に入ってきた。2020年に予定されている東京五輪に向けて、今年からいろいろな準備が動き始める状況にあり、急がれる都市基盤の整備に際し同社の「コンクリートのプレキャスト製品」の役割は、従来以上に重要性が増す方向にある、今後の展開力が改めて見直されていきそう。
今2014年3月期の9月中間決算は従来予想の8億円を上回る11億1800万円(前年同期7億1700万円)の上振れ着地となった。つれて、通期の見通しも従来の16億円から19億円(前期16億3000万円)に引き上げた。復興需要が進捗するにつれ、建設市場を中心にパイルやセグメント等のプレキャスト部材に対する需要増への期待が高まっている。また、通信ポール等のインフラ需要が堅調に推移する等、事業環境が好転していることが背景。
会社側は通期業績の増額修正には進んだものの、中間期の増額をそのままオンしたに過ぎない。後半の営業利益は4憶3700万円と、前半の11億1800万円の半分以下に落ち込むことになる。現在の好環境に照らすとあまり現実的ではないとし、アナリスト筋では今期増額との見方が有力。
今後の第3四半期の決算発表へ向け、増額への期待感が株価をサポートしていくことが予想される。なお、今期をスタートに2カ年の中期経営計画を推進している。コンクリートポール・パイルやPC-壁体などのコア事業の強化、環境事業など新規事業の推進、それにアジア諸国を中心とする海外事情の拡大などを重点的に展開していく。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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