16000円回復後は年末需給要因で高値圏でのこう着か/東京株オープニングコメント

2013年12月24日 08:51

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記事提供元:フィスコ


*08:52JST 16000円回復後は年末需給要因で高値圏でのこう着か
 24日の東京市場は堅調な展開になろう。23日の米国株相場は、1月個人消費が過去5ヶ月で最大の伸びを示したことが好感され、NYダウは連日で最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大証比175円高の16045円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップをみせてきそうだ。これにより5月23日につけたザラバ高値15942.60円をクリアし、2007年12月以来の16000円回復が期待される。

 ただし、米国は24日が短縮取引のほか、25日はクリスマスで米国のほか欧州市場も休場となる。先週は海外のファンドとみられる資金流入によって指数採用の主要銘柄を中心に日経平均は大幅な上昇となった。ただ、今週はクリスマス休暇入りで参加者が限られることになるため、物色の対象は再び個人主体による中小型株へ向かいそうである。

 年内受け渡し最終日は25日。ここまでは、証券優遇税制の廃止を控えた利益確定の流れが続くだろう。しかし、25日以降は言い換えれば売りが出なくなる。税率アップ対応でより値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。参加者が限られ物色対象が絞られるだろうが、一部の銘柄への資金集中によって掉尾の一振を狙った動きを探る展開か。

 同時に来年1月からのNISA(少額投資非課税制度)需要についても同じく受け渡しベースとなるため、26日から買いが期待できそうだ。次の投資への待機資金とされるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の純資産残高は過去最高の10兆円に迫る水準となっており、売り込まれていた銘柄などには見直しが意識されよう。《TN》

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