日本株見通し:米国は量的緩和縮小で高値更新、日本も金融政策が焦点に

2013年12月19日 08:01

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記事提供元:フィスコ


*08:01JST 日本株見通し:米国は量的緩和縮小で高値更新、日本も金融政策が焦点に

19日の東京市場は堅調な展開となろう。18日の米国市場はNYダウが290ドル超の上昇となり、約3週間ぶりに最高値を更新した。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和の縮小を決定。不透明要因が解消された格好との見方となった。シカゴ日経225先物は緩和縮小の発表後に急伸し、清算値は大証比305円高の15895円だった。日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなり、12月3日に付けた年初来高値を更新することになりそうだ。

18日の日経平均は先回り的な買いによって300円超の上昇をみせていたが、さらに300円を上乗せする格好となるため、需給が大きく改善することになりそうである。FOMCを通過し、市場の関心は19、20日に開催される日銀金融政策決定会合となる。現状維持がコンセンサスとなろうが、米国が緩和縮小に着手し、バーナンキ議長からの予想外のクリスマス・プレゼントとなった。米国の緩和縮小に対して、日本は追加緩和の有無が焦点となるなか、より日銀の政策決定会合に対する期待感が高まることになる。20日の黒田総裁の会見を控え、日経平均は16000円を意識したトレンド形成が期待されそうだ。

物色の流れとしては指数連動の流れから昨日同様、ソフトバンク<9984>やファナック<6954>、ファーストリテ<9983>など値がさの一角や自動車、ハイテクなど東証1部の主要銘柄に資金が集中することになろう。また、資産運用大手5社が、自己資本利益率(ROE)などから選んだ400銘柄で構成する「JPX日経インデックス400」に値動きが連動する投資信託商品の運用に乗り出すと報じられている。TOPIXに算入していない東証2部、東証マザーズ、JASDAQ上場のJPX日経400構成銘柄には、より関心が集まりやすいだろう。《TN》

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