米国株式相場 上昇、量的緩和縮小も不透明感払拭を好感

2013年12月19日 07:05

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST 米国株式相場 上昇、量的緩和縮小も不透明感払拭を好感

米国株式相場は上昇。ダウ平均は292.71ドル高の16167.97、ナスダックは46.38ポイント高の4070.06で取引を終了した。FOMC(連邦公開市場委員会)の結果を見極めたいとの思惑から朝方は上値の重い展開。FOMCでは量的緩和縮小を決定し、来年1月から資産買入れ規模を月々100億ドル減額し750億にするとした。一方で長期的に緩和的な金融政策を維持する見通しを示したことが好感され、引けにかけて急騰する展開となった。セクター別では、各種金融や医薬品・バイオテクノロジーが上昇、一方で自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が下落した。

住宅メーカーのレナー(LEN)は予想を上回る決算を発表、11月住宅着工件数が予想を上回ったことも手伝い堅調推移となった。ドラッグストアのCVSケアマーク(CVS)は、22%増配と概ね予想通りの2014年の業績見通しを示したことで上昇。ディスカウントストアのターゲット(TGT)は、経営幹部が年末商戦の動向に強気の発言をしたことが好感され上昇した。一方で携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、チャイナ・モバイルの会長がiPhoneの販売に関しては依然として交渉中と発言したことで下落。自動車のフォード(F)は2014年に慎重な利益見通しを示したことで軟調推移となった。

本日のFOMCでは、現在実質ゼロ金利となっている政策金利の引き上げのタイミングについては、失業率が6.5%を十分に下回っている必要があり、早くても2015年頃になるとの見通しを示した。《KG》

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