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テクノスジャパン Research Memo(3):先見性・生産性・育成体制が強み、SAPコンサル数は国内上位
*17:12JST テクノスジャパン Research Memo(3):先見性・生産性・育成体制が強み、SAPコンサル数は国内上位
■会社概要
(2)強みと特徴
テクノスジャパン<3666>の事業の強みと特徴は大きく「先見性」「生産性」「育成体制」の3つの点に集約することができる。
○先見性
同社は1994年の創業時から、先見性の高い目標を設定している。「真のソリューションを提供していくために“独立系”を貫く」「次の時代の基幹業務システムを構築していくためにITの新潮流や最先端技術に積極的に対応していく」「海外を舞台に活躍しようとしている日本企業を積極的に支援していく」という目標である。同社はこれらの目標に沿って、特定ベンダー製品に依存しない事業運営体制を確立し、コンサルティング能力や技術力・プロジェクトマネジメント力の強化を進め、成長を遂げてきた。
○生産性
同社は情報処理サービス業界のなかでも高い収益性を実現している。2012年度の業界平均の売上高経常利益率が2.8%であるのに対し、同社は10.6%となっている。収益性の高さ=高い生産性の実現を可能としている要因として、「Fact」シリーズの活用による導入期間の短縮化、低コスト化の実現、徹底したプロジェクト品質管理の構築などが挙げられる。また、オフショア拠点として沖縄を軸に、インドや中国などへの外注を効率的に組み合わせていることも生産性の向上に寄与している。
○育成体制
同社では創業時から最先端技術、高品質のサービスを提供できる会社、あるいはグローバルに展開できる会社への成長を目指しており、その実現のために人財投資に最も注力してきた。業務知識や技術知識だけを持った人材ではなく、それに加えてマネジメント力や顧客折衝力といった「人間力」なども持ち合わせた人材の育成に取り組んでいる。
ERPパッケージで世界トップのSAP社よりエクセレントアワード(後述)を6年連続、合計9回受賞していることも、こうした人材育成を強化してきた結果と言えよう。エクセレントアワードは、導入顧客からの満足度の高いパートナー企業に授与されるもので、同社のサービス品質が顧客から高く評価されていることを示している。また、同社はSAPの認定コンサルタント数で、国内のSAPパートナー企業177社のなかで8位に、従業員数1,000名未満の中堅企業のなかではトップに位置している。ビッグデータのリアルタイム分析を可能にする「SAP HANA」に関する認定コンサルタント数でも全体で11位、中堅企業のなかではトップとなっている。また、オラクル社のJDEの認定コンサルタント数は全国トップであり、先端技術に強い少数精鋭型の企業と位置付けられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NO》
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