前場に注目すべき3つのポイント~米FOMC会合の結果待ち、IPO銘柄に関心集中か

2013年12月18日 08:21

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~米FOMC会合の結果待ち、IPO銘柄に関心集中か

18日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMC政策判断待ち、物色はIPO銘柄へ集中か
■外資系証券の注文動向:差し引き1210万株の買い越し
■前場の注目材料:イーグランド<3294>など4社が新規上場、IPO銘柄に関心集中か

■FOMC政策判断待ち、物色はIPO銘柄へ集中か

☆日経225想定レンジ:上限15380円-下限15180円

18日の東京市場は売り優勢の相場展開になりそうだ。17日の米国市場は連邦公開市場委員会(FOMC)での政策判断を見極めたいとの思惑から小幅な下げとなった。シカゴ日経225先物清算値は大証比30円安の15260円。円相場は1ドル102円60銭辺りとやや円高に振れて推移するなか、日経平均はやや弱含みとなろう。

また、ここにきてFOMCで量的緩和の年内縮小に踏み切るとの見方が急速に台頭してきている。既にNYダウは足元でやや調整をみせているとはいえ、緩和縮小を織り込む格好で底堅さをみせてきている。円相場も円安が強まるというよりも、落ち着きがみられてきている。

特に円相場は緩和縮小が織り込まれる半面、縮小規模が想定の範囲内もしくは緩和継続だった場合には反動が警戒されてくる。そうなると、FOMCの政策判断を前にポジション調整から円高に振れやすく、これが主要銘柄への利益確定の売りに向かわせる可能性がある。不安定な中、個別対応で乗り切りたいところであろう。

物色としては個人主体による中小型株にシフトしやすいが、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、シグマクシス<6088>、イーグラン<3294>、アビスト<6087>の4社が上場する。明日19日には足利ホールディングス<7167>、ウィルグループ<6089>、ダイキアクシス<4245>、シンプロメンテ<6086>の4社の上場を控えているため、IPO銘柄に関心が集まりやすいだろう。早い段階で寄り付いてくるようだと、短期的な値幅取り狙いの売買が集中することになりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き1210万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1030万株、買い2240万株、差し引き1210万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月11日(水):500万株の買い越し
12月12日(木):150万株の買い越し
12月13日(金):440万株の買い越し
12月16日(月):170万株の買い越し
12月17日(火):360万株の売り越し

■前場の注目材料

・米FOMC会合の結果待ちで見送りムードが強まる公算、個別対応へ
・イーグランド<3294>など4社が新規上場、IPO銘柄に関心集中か
・アドバンテスト<6857>の10-12月期受注高は計画下振れ

イーグランド<3294>が東証ジャスダックに新規上場(公開価格:3300円)
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2050円)
アビスト<6087>が東証ジャスダックに新規上場(公開価格:3450円)
シグマクシス<6088>が東証マザーズに新規上場(公開価格:3010円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 11月貿易収支(予想:-1兆3511億円、10月:-1兆927億円)
11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

関連記事