関連記事
TOKAIHD Research Memo(1):顧客・会員サービス加入件数は順調に拡大
*18:01JST TOKAIHD Research Memo(1):顧客・会員サービス加入件数は順調に拡大
TOKAIホールディングス<3167>は、静岡を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開する。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2012年12月からはグループ横断の「TLC会員サービス」を開始。グループで抱える250万件のユーザーに対し、付加サービスの訴求を進めていくほか、顧客拡大も同時に進めていく。
2014年3月期の第2四半期(4-9月期)累計の連結業績は、売上高が前年同期比0.8%増、営業利益が同84.0%減となった。期初会社計画を下回る格好となったが、将来の成長に向けたマーケティング費用等を前倒しで積み増したことが主因だ。グループ全体の顧客件数は2013年9月末で250万件(3月末245万件)と順調に拡大しているほか、「TLC会員サービス」加入件数も27万件と当初想定を上回るペースで推移。下期は需要期を迎えるガスを中心とした安定収益に加え、顧客基盤拡大による増益、新サービスの展開、合理化など収益改善に取り組むことにより、通期業績は売上高で前期比3.7%増、営業利益で同2.5%増と期初計画の達成を目指している。
10月にはモバイル系ソフト開発で強みを持つテックファーム<3625>と資本業務提携を締結した。グループ内で展開するモバイル系サービスの拡充を進めていく。また、SIM付きタブレットサービス「Com Pad」を開始。MVNO(仮想移動体通信事業者)(注)として、タブレット端末を使った通信サービスを、現在83万件にのぼるブロードバンド回線ユーザー向けに販売していく。
2014年3月期は中期計画「 Innovation Plan 2013(IP13)」の最終年度となる。業績面ではほぼ公表値を達成できる見通しであるほか、財務面では有利子負債の削減が想定以上に進む等体質改善が順調に進んでいる。2014年春に発表が予定されている次期中期計画では、現在、注力中のアクア事業や介護事業等の収益化が見込まれるほか、その内容が注目される。
(注)MVNO(Mobile Virtual Network Operator):携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けて、独自ブランドとしてサービスを提供している事業者のこと。
★Check Point
・2Qは注力事業への先行費用増加で減益
・「TLC会員サービス」加入件数は想定を上回るペースで推移
・通期は、顧客基盤拡大・新サービスの展開等により期初計画達成の見込み
・中期経営計画は財務面で想定以上の改善が進む
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
スポンサードリンク

