ムサシ Research Memo(1):選挙システム機材のトータルソリューションが最大の強み

2013年12月13日 20:08

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記事提供元:フィスコ


*20:08JST ムサシ Research Memo(1):選挙システム機材のトータルソリューションが最大の強み

ムサシ<7521>は選挙システム機材で業界シェア80%と最大手。情報・印刷システム機材では富士フイルムの特約代理店。公文書や企業情報等をデジタル化するメディアコンバートサービスに注力中。

2014年3月期の第2四半期(4-9月期)累計の連結経常利益は前年同期の28百万円から1,006百万円と急回復した。7月に参議院選挙が実施され、選挙システム機材の売上高が好調に推移したことが主因だ。ただ、情報・印刷システム機材の低迷により、期初会社計画に対しては売上高、利益ともに若干下回る結果となった。

2014年3月期の通期業績は、売上高が前期比0.1%増の37,883百万円、経常利益が同15.1%減の1,526百万円が見込まれる。情報・印刷システム機材は年度末に向けて回復が予想されるが、選挙システム機材の需要が一段落することが要因。

同社では中期の経営戦略として、国政選挙等の特需に左右されない収益体質の構築を目指しており、「メディアコンバートサービス」の情報システム機材や、金融機関向け貨幣処理機器の金融汎用システム機材など既存事業の拡大に取り組むと共に、シナジーが見込まれる周辺分野での新規事業開拓、新商品の開発に注力していく方針だ。財務基盤は盤石で、豊富な手元キャッシュを活用したM&A等も取り入れながら、一段の収益拡大を目指していく。


★Check Point

・株式時価総額を大きく上回るネットキャッシュ
・メディアコンバートサービスの成長ポテンシャルに注目
・前年同期比で収益が拡大、特別配当5円を増配


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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