関連記事
ネットイヤー Research Memo(5):財務の安全性指標は高い水準を保持
記事提供元:フィスコ
*16:46JST ネットイヤー Research Memo(5):財務の安全性指標は高い水準を保持
■決算概要
(3)財務状況
ネットイヤーグループ<3622>の2014年3月期第2四半期末の財務状況は表の通りで、総資産は前期末に比べ515百万円増加し、2,970百万円となった。主な増加要因は、日本技芸の新規連結によるのれんの増加325百万円、新本社移転に伴う敷金・保証金の増加115百万円等による。
一方、負債は前期末に比べ451百万円増加し、1,061百万円となった。主な増加要因は、安定した経営を行っていくうえでの運転資金の借り入れによるもので、有利子負債残高は前期末比で448百万円増加し、461百万円となった。
有利子負債は増加したが、まだ自己資本比率は64.0%と高く、流動比率も308.3%と高水準であることから、財務の健全性は十分保たれていると言えよう。なお、8月に子会社化した日本技芸は、第2四半期の連結業績には含まれておらず、連結貸借対照表にのみ反映されている。損益面で影響が出るのは第3四半期以降となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
スポンサードリンク

