今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の早期縮小観測が広がる

2013年12月12日 08:34

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:34JST 今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の早期縮小観測が広がる

昨日11日のドル・円相場は、東京市場では102円94銭から103円40銭で軟調推移。欧米市場では一時102円14銭まで下落し、102円43銭で取引を終えた。

本日12日のドル・円は102円台で推移か。NYダウの下落を意識してリスク選好的な円売りは縮小しており、ドル・円の上値はやや重くなりそうだ。

11日の欧米市場では米量的緩和策の早期縮小観測が広がり、NYダウは129.60ドル下落した。米国株の下落を嫌気して豪ドル売りが優勢となったほか、メキシコペソ、南アランド、トルコリラ、ブラジルレアルなどの新興諸国の通貨が米ドルに対して売られる展開となった。

米量的緩和策の縮小開始時期は来年3月ではなく、12月か来年1月になる可能性があると一部の米系シンクタンクが予測しているとの噂が流れていたことが、新興国通貨や豪ドルの下落を促す要因となっていたもよう。

米国株式市場では量的緩和策の年内縮小の可能性を十分に織り込んでいないとの声が聞かれており、NYダウが12日も続落した場合、リスク回避的な円買いは来週前半まで継続する可能性があるとみられている。12日の日経平均株価の動向も注目される。大きく下げるようであれば、ユーロ、豪ドルに対する円買いがやや強まる可能性がある。《KO》

関連記事