日本株見通し:売り先行の展開か、ソフトバンク次第でリバウンド機運

2013年12月12日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:00JST 日本株見通し:売り先行の展開か、ソフトバンク次第でリバウンド機運

12日の東京市場は売り優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に着手する環境が整ったとの警戒感が広がり、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比200円安の15320円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・ダウンスタートとなる。

ただし、売り一巡後は底堅さが意識されてくる可能性がある。ギャップ・ダウンによって12月9日に空けたマド(15327.37-15547.29円)を埋めてくる可能性があるほか、明日13日のメジャーSQを前に、少なくとも権利行使価格の15375円辺りで落ち着きをみせてくるだろう。ただし、15300円を割り込むような局面においては、15250円の権利行使に接近する格好となり、先物主導による波乱展開が警戒される。

そのため、物色の流れとしては個人主体による材料系の銘柄にシフトしやすいと考えられる。11日はゴールドマン・サックスがミクシィ<2121>を格下げしたことをキッカケにSNSゲーム関連などが幅広く売られる展開となった。ハシゴを外された格好だったが、IPO銘柄などの好調が続いているほか、循環的ながらも昨日はインフラ整備関連として建設の一角への物色が目立っていた。

また、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が年初来高値を更新し、2000年5月以来(分割修正)の9000円を回復するなど、相場を下支える格好となった。売り先行後にソフトバンクが底堅さをみせてくるようだと、リバウンド機運が高まってきそうだ。《TN》

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