前場に注目すべき3つのポイント~格下げ観測を受けたミクシィの動向を注視

2013年12月11日 08:23

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記事提供元:フィスコ


*08:23JST 前場に注目すべき3つのポイント~格下げ観測を受けたミクシィの動向を注視

11日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:個人主体の中小型株物色が継続
■外資系証券の注文動向:差し引き500万株の買い越し
■前場の注目材料:格下げ観測を受けたミクシィ<2121>の動向を注視、その他新興銘柄の羅針盤に

■個人主体の中小型株物色が継続

☆日経225想定レンジ:上限15650円-下限15500円

11日の東京市場は利食い優勢の展開になりそうだ。10日の米国株式相場は13日が期限とされる財政交渉の行方と、その結果を踏まえた17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)の判断を見極めたいとの思惑から、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比50円安の15540円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まろう。

また、円相場は1ドル102円85銭、1ユーロ141円50銭辺りでの推移と、前日からは円高に振れて推移しており、輸出関連への利益確定に向かわせそうだ。さらに、ゴールドマン・サックスでは、ネット関連の業績見直しを行い、足元で急ピッチの上昇を続けているミクシィ<2121>の投資判断を「中立」から「売り」に格下げしている。これまでミクシィの動向が他のSNS関連などへの物色に波及していたこともあり、利益確定に向かわせる動きになるようだと、他の関連銘柄についても不安定な展開になりそうだ。

もっとも、9日に新規上場し、10日に初値を付けたホットリンク<3680>と、10日に上場し初値を付けたブイキューブ<3681>はいずれもストップ高をつけるなど、個人投資家の需給は良好であろう。SNS関連についても長期的に売り込まれていた銘柄群でもあるため、見直しの流れは続きそうなムードではある。

週末にメジャーSQを控えていることから、SQに絡んだ先物主導の売買に振らされやすいため、主要銘柄については手掛けづらい状況である。それ故に個人主体による中小型株や低位材料株での物色が活発化しやすい面もありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き500万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1490万株、買い1990万株、差し引き500万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月 4日(水):200万株の買い越し
12月 5日(木):250万株の買い越し
12月 6日(金):100万株の売り越し
12月 9日(月):140万株の買い越し
12月10日(火):200万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株安、為替相場の円高で利益確定売り先行へ、底堅さを見極める展開
・格下げ観測を受けたミクシィ<2121>の動向を注視、その他新興銘柄の羅針盤に
・オウチーノ<6084>、エンカレッジ・テクノロジ<3682>が新規上場

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 10月機械受注(前月比予想:+0.7%、9月:-2.1%)
08:50 11月企業物価指数(前年比予想:+2.7%、10月:+2.5%)
10:00 ビール、発泡酒出荷数量(11月、ビール酒造組合など)
11:00 菅官房長官、定例記者会見
11:00 中古車販売台数(11月、日本自動車販売協会連合会)《KO》

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