スターティア Research Memo(1):収益拡大ペースの加速に期待が高まる

2013年12月10日 19:00

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記事提供元:フィスコ


*19:00JST スターティア Research Memo(1):収益拡大ペースの加速に期待が高まる
スターティア<3393>は、中小企業にインターネット関連のサービスを、トータルで提供することを事業モデルとしている。ネットワーク機器の販売・レンタルを中心に、伝統的なビジネスホンなど端末の販売や、電子ブック作成ソフトなど同社の商品ラインナップからうまくシナジー効果を引き出して売り上げを伸ばし、業容を拡大させてきた。

2014年3月期の第2四半期(4-9月期)累計決算は、売上高が前年同期比19.2%増、営業利益が同13.9%減、経常利益が同14.6%減、当期純利益が同13.4%減と増収減益となった。減益自体は新卒者87名の採用、アジア市場開拓に向けての投資など、いわゆる先行投資負担の増大により期初より予想されていた。一方、第2四半期(4-9月期)までの計画に対しては、売上高で+1.7%、営業利益で+49.0%、経常利益で+51.5%、当期利益で+83.1%、それぞれ上回って着地した。計画に対して上振れた理由としては、ビジネスソリューション関連事業とネットワークソリューション関連事業が好調だったことが主因である。

通期業績予想について同社は期初予想を変更していない。売上高が8,160百万円(前期比22.9%増)、営業利益が800百万円(同22%増)、経常利益が800百万円(同22.1%増)、当期利益が400百万円(同2.3%増)を予想している。しかし、第2四半期(4-9月期)が計画比で上振れしたことを考えると、現在の会社予想は若干控えめな予想と言えよう。

同社は2009年3月期に一度、事業ドメインの大幅な見直しを行っているので、当面は前向きの施策に集中することができる。過去の実績を見ても、業績面に対する信頼性は非常に高い。業容の拡大に伴って人員が若手主体で急増中のステージにあるが、それら先行投資負担を吸収してシーケンシャルな業績拡大を実現できるかが今後のポイントになろう。

★Check Point
・コストコントロールが奏功、上期は期初予想を上振れての着地
・2017年3月期には先行投資が収益拡大に貢献するフェーズへ
・利益成長や節目において配当で株主還元を実施する方針

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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