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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ヨロズの今期大幅増配は会社側の先行きへの自信を示す
ヨロズ <7294> の巻き返し相場が始まったようだ。今2014年3月期の9月中間決算は営業利益が26億6300万円と、前年同期比31%の減益となった。これが重石となり、9月13日の年初来高値2040円から、調整気分の強い展開を余儀なくされてきた。
ただ中間期の減益については、新拠点の操業開始コストや、既存拠点の新車立上げ費用が発生したことなど要因。ちなみに売上総利益段階では前年同期の83億2600万円に対し今中間期も79億6600万円と、そん色ない水準だ。実態は、それほどには悪化していなかったと言える。
従って会社側では、通期の見通しについては、従来の営業利益71億5000万円(前年同期71億700万円)の予想を据え置いている。それに、今期の配当を前期の20円から25円に大幅にアップしており、先行きに対する会社側の自信が表れている。
同社は、サスペンションを主体とする自動車部品メーカーとして、事業の拡大を図ってきた。サスペンションはクルマの重要保安部品であり、高度な技術力が必要。同社は、部品づくりを一つのシステムとして捉え、開発から生産までを一貫して行うことで徹底して効率を追求、品質面、コスト、納期についても多大なメリットが生じ、日系メーカーはもちろん、米ビッグ3にもその実力が認められ、供給している。
また自動車メーカーのグローバルカー構想に応えるべく日米に開発拠点を持つほか、営業・生産拠点は日本、北米、中国、東南アジアと、全世界を網羅し、世界最適調達のニーズに応える十分な体制を確保している。
一時的な費用が一巡する今3月期後半の営業利益は44億8700万円と、前年同期比40%増へ急回復する。足元の低迷を織り込んだ相場は、今後の収益回復を評価する適正な相場に転じることになりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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