今日の為替市場ポイント:主要通貨に対する円売りが活発化

2013年12月10日 08:05

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記事提供元:フィスコ


*08:05JST 今日の為替市場ポイント:主要通貨に対する円売りが活発化

昨日9日のドル・円相場は、東京市場では102円90銭から103円13銭で推移。欧米市場では103円35銭まで上昇し、103円26銭で取引を終えた。

本日10日のドル・円は主に103円台で堅調推移か。株高持続でリスク選好的な円売りは継続する見通し。

9日の欧米市場では、ドル、ユーロなどの主要通貨に対する円売りが活発となった。ドル・円は103円35銭まで買われたが、セントルイス地区連銀のブラード総裁が「労働市場の改善によって量的緩和を縮小する可能性が高まった」と指摘したこと、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は「量的緩和の縮小は、なるべく早い機会に開始するべき」と述べたことが材料視されたようだ。

両者は12月17-18日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の縮小を要求していると断定はできないが、両者の発言は量的緩和策の縮小が許される経済状況になっていることを示唆している。

日本円が主要通貨に対して売られた理由としては、日経平均株価の大幅高や中国人民銀行による早期の金融引き締めに対する警戒感が低下していることも挙げられている。市場参加者の多くは株高=円安と解釈しており、日経平均株価が16000円の大台を突破した場合、円安はさらに進行するとの声が聞かれている。《KO》

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