9日の米国市場ダイジェスト:ダウは5ドル高、企業買収好感も上値は重い

2013年12月10日 07:37

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記事提供元:フィスコ


*07:39JST 9日の米国市場ダイジェスト:ダウは5ドル高、企業買収好感も上値は重い

■NY株式:ダウは5ドル高、企業買収好感も上値は重い

NYダウ       ナスダック
終値 :16025.53  終値 :4068.75
前日比:+5.33    前日比:+6.23
始値 :16019.49  始値 :4073.75
高値 :16058.40  高値 :4081.78
安値 :16015.29  安値 :4063.50

9日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は5.33ドル高の16025.53、ナスダックは6.23ポイント高の4068.75で取引を終了した。中国のインフレ率鈍化や企業買収などの発表が好感され買いが先行したものの、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から上値も限られた。セクター別では、不動産や運輸が上昇する一方、公益事業や商業・専門サービスが下落した。

食品供給のシスコ(SYY)は35億ドルで同業のUSフード社を投資ファンドから買収すると発表して上昇。カプセル内視鏡のギブン・イメージング(GIVN)は、医療機器のコービディアン(COV)による買収に合意し急騰となった。

その一方、ファストフードのマクドナルド(MCD)は11月の北米既存店売上高が0.8%落ち込んだことが嫌気されて軟調推移。アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は、一部アクティビスト投資家の意向に反してジェフリーズCEOの任期が更新となったため下落した。

大手行の自己勘定取引などを禁止する「ボルカールール」に関して、規制当局が10日最終案を採択する予定となっているが、銀行側は訴訟に持ち込む可能性も指摘されている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は103円25銭、リスク資産投資絡みの円キャリー取引が活発化

ドル・円は102円97銭から103円32銭まで上昇し103円25銭で引けた。中国の輸出改善などを受けた世界経済への見通しが改善し、リスク資産投資絡みの円キャリー取引が活発化。

ユーロ・ドルは、1.3715ドルから1.3746ドルまで上昇し、1.3735ドルで引けた。1.3750ドルのオプションバリアーを試す買いが加速。ユーロ・円は、株高に連れ141円24銭から141円94銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.6370ドルから1.6433ドルへ上昇した。カーニー英中央銀行総裁が英国経済が回復基調にあることに言及、金融刺激策の拡大に慎重な姿勢を見せたためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.8924フランから0.8895フランへ下落した。

■NY原油:反落で97.34ドル、押し目買い優勢も下値は限定的

NY原油は反落(NYMEX原油1月限終値:97.34 ↓0.31)。利益確定の売りが広がり97.27ドルまで下落した。ただ、中国や米国の良好な経済指標を受けて、押し目からは需要拡大期待を受けた買い意欲も強く下値は限られた。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  15.58ドル +0.02ドル(+0.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 30.39ドル -0.07ドル(-0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)167.67ドル +0.46ドル(+0.28%)
インテル(INTC)    24.93ドル +0.11ドル(+0.44%)
アップル(AAPL)      566.43ドル +6.41ドル(+1.14%)
グーグル(GOOG)      1078.14ドル +8.27ドル(+0.77%)
フェイスブック(FB) 48.84ドル +0.90ドル(+1.88%)
キャタピラー(CAT)     86.09ドル +0.59ドル(+0,69%)
アルコア(AA)        9.48ドル +0.12ドル(+1.28%)
ウォルマート(WMT)     79.95ドル +0.01ドル(+0.01%)《KO》

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