日経平均は大幅続落、先物主導で不安定な動きが続く

2013年12月5日 15:20

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記事提供元:フィスコ


*15:20JST 日経平均は大幅続落、先物主導で不安定な動きが続く
日経平均は大幅続落。昨晩の欧米株安や円高進行が重しとなり、主力株を中心に利益確定売り優勢の展開となった。先物主導で不安定な動きが続いたほか、週末の米雇用統計を控えて手掛けづらさも意識され、物色は値動きの軽いネット関連株に集中する格好に。

大引けの日経平均は前日比230.45円安の15177.49円となった。東証1部の売買高は24億6707万株、売買代金は2兆4384億円。業種別では、倉庫・運輸やゴム製品、陸運、機械、保険、鉄鋼、輸送用機器などの下落が目立った。一方、その他金融や情報・通信、空運が上昇した。

個別では、トヨタ<7203>やマツダ<7261>が軟調であったほか、軽自動車税の引き上げ方針が伝わりスズキ<7269>やダイハツ<7262>も売り優勢となった。また、コマツ<6301>やファナック<6954>なども弱い動き。一方、売買代金トップのソフトバンク<9984>が堅調。また、ドワンゴ<3715>が売買代金を伴って大幅高となったほか、グリー<3632>やDeNA<2432>などの上昇も目立っていた。《OY》

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