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【編集長の視点】博展は変わらずも2Q減益転換業績を織り込み通期の連続最高純益に買い直し余地
<銘柄ウオッチ>
博展 <2173> (JQG)は、前日比変わらずの642円と25日移動平均線を下値支持ラインに方向感を模索する動きを続けている。今年10月31日に開示した今3月期第2四半期(2Q)累計業績が、減益転換して期初予想を下回って580円と下ぶれたが、織り込み済みとして3月通期業績の連続過去純利益更新を見直し割安修正の打診買いも続いているもので、同社の見本市・展示会での作品が、2013年度ディスプレイ産業優秀賞・奨励賞などを受賞したことも、今年7月、9月とストップ高した急騰習性の再現への期待を高めている。
■案件単価、顧客単価、大型案件数とも連続してアップ
2Q累計業績は、前年同期比25%増収、1%経常減益、4%純益減益と伸び悩んだ。売り上げは、主力事業のイベント・展示会への出展や主催サポートサービスが堅調に推移し、新規事業のコンファレンス&コンベンションサービスや商環境サポートサービスの事業基盤の構築も順調で連続の2ケタ増収と続伸したが、利益は、第1四半期(1Q)に地方案件の増加に伴う外注費の高まりによる一時的な売上総利益率の減少、営業機能強化を目指した本社リニューアル費用、新体制構築のための人材採用費増加などが重なり、この負担増を2Qまでに吸収することができずに減益転換した。
ただ、1Q(3カ月分)の経常利益5100万円は、2Q(同)には8100万円と好転しており、2Q全体でも案件単価が前年同期比26%増、顧客単価が同7%増、大型案件数が15%増と続伸しているため、3月通期業績は、期初予想に変更はない。売り上げ55億円(前期比11%増)、経常利益4億1100万円(同8%増)、純利益2億4600万円(同12%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新、配当も、年間14円(前期実績12円)に増配する。
■7月と9月にはストップ高を演じ急騰習性に定評
株価は、今年7月と9月に2回のストップ高を演じるなど急騰習性に定評がある。7月は、IT技術会社アイテクト(大阪市中央区)と資本業務提携を締結、博展の新規事業のデジタルマーケティングサポート事業が強化されるとしてストップ高して、年初来高値1100円をつけ、9月は、2020年オリンピックの東京開催決定で同社の「Face to Faceのマーケティング・サポート事業」への関連人気を高め649円の戻り高値をつけた。
その後、9月の戻り高値から立会外分売(分売価格588円)も響いて549円まで下ぶれたが、分売価格近辺でのもみ合いで2Q累計業績の減益転換を織り込み、ディスプレイ産業の優秀賞受賞などで戻り高値を上抜いた。PERは8倍台と割安であり、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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