メディカルシステムネットワーク Research Memo(6):主力2事業好調、調剤薬局事業の大幅増益で期初計画上振れ

2013年12月3日 19:05

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記事提供元:フィスコ


*19:05JST メディカルシステムネットワーク Research Memo(6):主力2事業好調、調剤薬局事業の大幅増益で期初計画上振れ
■業績動向

(1)2014年3月期の第2四半期累計業績(4-9月期)

11月1日付で発表された2014年3月期の第2四半期累計(2013年4-9月)連結業績は、売上高が前年同期比16.9%増の30,438百万円、営業利益が同66.8%増の1,207百万円、経常利益が同79.1%増の1,172百万円、四半期純利益が同68.0%増の433百万円と2ケタ増収増益になり、また、期初会社計画に対しても、すべての項目で上回る格好となった。

メディカルシステムネットワーク<4350>の主力である医薬品等ネットワーク事業、調剤薬局事業が揃って好調に推移したのが主因だ。特に調剤薬局事業は、処方箋単価の上昇に加えて、既存店ベースの処方箋枚数が増加に転じたことで、営業利益が前年同期比87%増と大幅に伸び、期初計画を上回る要因となった。売上原価率は64.8%と前年同期並みであったが、増収効果や前期より導入したESOP(株式給付信託)費用の減少などにより、販管費率が1.2ポイント低下の31.2%となり、営業利益率は4.0%に上昇した。事業セグメント別の動向は以下の通りとなる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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