メディカルシステムネットワーク Research Memo(7):加盟店舗数・受発注手数料の増加で2ケタの増収増益

2013年12月3日 19:06

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記事提供元:フィスコ


*19:06JST メディカルシステムネットワーク Research Memo(7):加盟店舗数・受発注手数料の増加で2ケタの増収増益
■業績動向

○医薬品等ネットワーク事業

医薬品等ネットワーク事業の2014年3月期第2四半期累計(4-9月期)の売上高は前年同期比10.4%増の1,453百万円、営業利益は同21.8%増の716百万円となり、営業利益率は44.7%から49.3%へと大きく上昇した。9月末の加盟店舗数が1,085店舗と前年同期比で14.8%増となったのが主因で、営業利益率の上昇に関しては、収益性の高い受発注手数料の売上構成比が上昇したことによる。

売上高の内訳をみると、受発注手数料が前年同期比19.2%増の707百万円と好調に推移した一方で、システム売上は同4.2%増の661百万円と伸び悩む格好となった。受発注手数料は加盟店舗数の伸びに加え、店舗当たり医薬品発注取扱高の動向に影響を受ける。当第2四半期累計で受発注手数料の増収率が店舗数の増加率を上回った背景には、店舗当たり発注高の増加がプラスに寄与したと言えよう。メディカルシステムネットワーク<4350>の加盟店舗全体での医薬品発注取扱高は前年同期比19.5%増の53,244百万円となっており、発注取扱高としては業界大手の一角を占める規模にまで成長している。

一方、システム販売に関しては加盟店舗に対するハード、ソフトウェアの販売が中心のため、伸び率としては鈍化する格好となった。加盟店舗の純増数(3月末~9月末)だけで見ると、前年同期が91店舗であったのに対し、当第2四半期累計は52店舗にとどまった。

この加盟店舗数に関しては、通期の会社計画(2014年3月末で1,250店舗)に対して、1,085店舗(2013年9月末)とやや進捗状況は遅れ気味となっている。この要因として、医薬品卸売会社との薬価改定(2012年4月)に伴う仕入価格の交渉が長引いていることが影響しているとみられる。仕入価格がどのようになるのか、見極めたあとに同社のネットワークに加盟するという店舗が相当数あるとみられる。なお、2013年11月1日時点の加盟店舗数は1,109店舗となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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