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2日の中国本土市場概況:下落、短期的な流動性不足懸念が相場の重し
記事提供元:フィスコ
*17:02JST 2日の中国本土市場概況:下落、短期的な流動性不足懸念が相場の重し
2日の中国本土市場は下落。上海総合指数は前営業日比13.13ポイント安(-0.59%)の2207.37、深セン成分指数は同165.96ポイント安(-1.94%)の8376.64で取引を終えた。上海市場では中盤に下値を模索する展開を示したが、その後は下げ幅をやや縮小させた。
証券当局が1年以上停止されている新規株式公開(IPO)を来年1月にも再開させる方針を示したことを受けて、短期的な流動性不足懸念が高まった。また、最近の上昇で足元の高値警戒感も強まった。
一方、証券や銀行などが逆行高。IPOの再開見通しで証券業界の収益が大幅に拡大するとの期待が高まっているほか、優先株制度の導入方針が銀行などの物色手掛かりとなった。また、堅調な経済指標も中国経済の回復期待を高めた。11月の製造業購買担当者指数(PMI、政府版)とHSBC製造業PMI(確定値)はともに好不況の分れ目となる50以上となり、市場予想を上回った。このほか、外資の流入加速期待や、2014年の本土A株見通しに対して国内証券が相次いでポジティブな見方を示したことが好感された。
セクター別では、ハイテク・通信関連が急落。中国初の無人月探査機「嫦娥(じょうが)3号」の打ち上げ成功を受けて、好材料出尽くし感が強まった。また、航空セクターもさえない。中国南方航空(600029/CH)の従業員10人が腐敗などに関与した容疑で当局の調査を受けているとの報道が警戒された。さらに、不動産関連も大幅安。追加の引き締め策を発表した都市数が16都市まで拡大したとの報道が嫌気材料となった。《KO》
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