プロネクサス Research Memo(7):通期決算では原価率・営業利益率はほぼ達成の見通し

2013年12月2日 16:40

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記事提供元:フィスコ


*16:40JST プロネクサス Research Memo(7):通期決算では原価率・営業利益率はほぼ達成の見通し
■業績見通しと成長戦略

プロネクサス<7893>は2011年に3ヶ年の中期経営計画を策定。その最終年度に当たる今期(2014年3月期)は、売上高で前期比2.6%増の18,500百万円、営業利益で同9.5%増の2,000百万円、経常利益で同9.8%増の2,000百万円、当期純利益で同7.1%増の1,250百万円を目指す。

この中期経営計画は2012年6月に下方修正した経緯があるものの、その後は据え置きとしている。第2四半期時点では売上高、営業利益ともに未達だが、原価率、営業利益率はほぼ達成の見通しとしている。上場ディスクロージャー関連は、マーケット変動リスクなどを織り込んで前期比での収入減を見込むが、その他3事業は売上高の増加を想定している。

基本戦略としては、成長ドライバーとして「システム」「Web」「データベース」を“3本の矢”に据えている。うちシステムについては、「WORKS-i」などの契約顧客の積み上げを図るとともに、2014年に本格稼働する次世代EDINETに備えたシステムラインナップの拡張と機能向上を進める方針である。

次にWebでは、IRサイト自動更新・機構支援サービス「E-IR」の契約件数拡大を図るほか、投信・J-REIT運用会社向けにもコンサルティング強化でサービスの導入を進める。最後にデータベースでは、サービスラインナップを拡充し、販売チャネルの拡大とグローバル化を推進する。

これら3本の矢は、同社が強みとする独自のITを駆使したディスクロージャー支援の中核にあり、それぞれ定額課金型のサービスとなっている。同社が蓄積してきた顧客基盤を生かし、顧客ごとの利用サービスのアイテムを増やしていくことで1社当たりの売上高を高め、ストックビジネスの強みを追求していく構えである。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 馬目俊一郎)《NT》

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