関連記事
【木村隆のマーケット&銘柄観察】太陽誘電は本格評価の局面を迎える、訂正高の余地は大きい
太陽誘電 <6976> の訂正高相場のポテンシャルの大きさに注目する声が強くなっている。株価は5月31日の1910円を年初来高値に整理局面を継続中だ。今2014年3月期の9月中間決算は、営業利益が従来予想の100億円を下回り、71億9600万円(前年同期14億5700万円)と、下振れての着地となった。つれて、通期の営業利益も従来の200億円が140億円(前期48億5000万円)へ引き下げられた。それでも、中間決算、通期の決算は大幅な増益である。
中間決算については、期初想定に対してテレビやパソコン、デジタルスチルカメラなどが伸び悩み、スマートフォンの生産立ち上がりが想定よりも鈍かったことが響いた。第3四半期以降の業績については、スマートフォンやタブレット端末市場向けに部品需要の増加が見込まれる一方、複合デバイス製品の売上が当初想定を下回って推移することが見込まれるため、通期業績予想を下方修正したと説明されている。
ただ、会社側の見通しほどには需要は落ち込まないと見られるほか、為替も1ドル=98円の設定で、利益上乗せの余地は大きい。同社の得意とする小型大容量タイプのコンデンサーは機器の小型化・高性能化には欠かせない部品。セットメーカーは消費者の需要喚起のため、小型化・高性能化への投資を高水準で行っており同社製品への引き合いは強い。従って今期の増益が、来3月期、来々期3月期以降の増益につながっていくことが予想される。
2012年3月期まで4期連続の純損失計上が続くなど、業績低迷が続いていたため、今期の業績にも市場筋の評価は低いようだ。ただ、その分先での訂正高の余地が広がっていることになる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【飛び乗り飛び降りコーナー】沖電気は日経225採用の出遅れ、PER10倍台(2013/11/26)
・【株式評論家の視点】パーク24は好業績報道に反応し本格出直りへ(2013/11/26)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
