注目銘柄ダイジェスト(前場):パナソニック、ケネディクス、楽天など

2013年11月27日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):パナソニック、ケネディクス、楽天など

パナソニック<6752>:1164円(前日比+36円)
年初来高値を更新。国内の半導体主力3工場を分社化、イスラエル企業に株式の過半を売却することで大筋合意したと報じられている。海外の半導体工場も売却方向にあるもよう。不振の半導体事業の切り離しなど、構造改革の一段の進展を評価する動きが先行している。ゴールドマン・サックス(GS)では、工場の閉鎖や人員削減を想定していたなか、人員削減に伴う構造削減費用の節約、100億円のキャッシュ流入の可能性が出てきたことは、想定外のポジティブシナリオと捉えている。

ケネディクス<4321>:535円(同+11円)
しっかり。本日は不動産セクターが業種別上昇率上位になっている。REITへの資金流入が活発化、今年の不動産取得額は初の2兆円超えになったもようと報じられている。投資マネー拡大に伴う不動産市場の活性化への期待につながっているようだ。中小型不動産の一角で強い動きが目立っている。

日本触媒<4114>:1196円(同-64円)
急反落。前日にスモールミーティングが開催されているもよう。最近の状況について、SAPの大手ユーザーの販売不振により、SAPの出荷は計画に対して多少滞っているもようとの指摘がある。全体的には計画線での推移だが、市場の注目度の高いSAPの伸び悩みが利食い売りにつながっているものと観測される。

小野薬品工業<4528>:7670円(同+420円)
大幅反発で上昇率トップ。前日は大引けにかけて急落、MSCIリバランスなどの一時的な需給要因が背景と捉えられ、自律反発を目指す動きが先行する格好に。また、クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価を5500円から8200円に引き上げている。抗がん剤PD−1抗体であるニボルマブへの期待感なども反映しているようだ。

共英製鋼<5440>:2087円(同+99円)
買い優勢。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価を1800円から2660円に引き上げている。7-9月からの棒鋼需要回復、長期的な棒鋼業界再編への期待、海外展開が進展していることなどを評価しているようだ。また、ベトナム展開が「電炉一貫生産」という第2ステージに入る点も注目できると。

フリービット<3843>:1925円(同+295円)
大幅続伸。同社や日本通信<9424>など、格安のスマホ向け通信サービスを手掛ける企業への関心が続いている。同社は13日にスマートフォンキャリア事業への参入を発表し、端末代と使い放題のネット接続、通話基本料の合計で月2100円のサービスを発表した。また、日本通信についても、通話と定額ネット接続がセットの格安サービスへの関心が高まっているようだ。

テラプロ<6627>:1082円(同+94円)
急伸で一時ストップ高まで。半導体関連の出遅れとして、見直しの動きが強まっているようだ。足元で業績は改善傾向にある中で、PBRは0.5倍程度に留まっており、バリュエーション面で水準訂正の動きが強まる格好に。また、いちよしではレーティングを付与していないものの、テスト受託は海外での拡大がポイントであるほか、システムLSI事業の黒字化が達成されれば業績インパクトは大きいと指摘している。

楽天<4755>:1544円(同+109円)
急反発。12月3日をもって、ジャスダック市場から東証1部へ上場市場を変更すると発表したことが材料視されている。東証1部への昇格に伴ってTOPIXに採用されることから、パッシブファンドからの買い需要が期待される状況に。SMBC日興では、25日移動平均売買代金の約10倍のインパクトと試算しており、需給インパクトに期待感が先行へ。なお、記念配の実施、株主優待制度の導入なども支援材料に。《KO》

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