カイオム 上期は創薬アライアンス事業での案件増加で89.5%増収、下期も案件の獲得と基盤技術の価値向上に取り組む

2013年11月15日 10:09

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記事提供元:フィスコ


*10:09JST カイオム---上期は創薬アライアンス事業での案件増加で89.5%増収、下期も案件の獲得と基盤技術の価値向上に取り組む

理化学研究所(理研)発の創薬ベンチャーであるカイオム・バイオサイエンス<4583>は、7日、上期(4-9月期)決算を発表した。単体業績は、売上高が前年同期比89.5%増の2.29億円、営業損益が2.81億円の赤字(前年同期は2.25億円の赤字)となった。

売上高は主力の創薬アライアンス事業の案件増加などにより大幅増収となったが、損益面では、強みである「ADLibシステム」の優位性を生かすような抗体開発を効率的に推進する体制を整えるための諸活動により、研究開発費などが増加したことが影響した。

下期に向けて、期初に掲げた全社的課題を引き続き推進していく。具体的には、(1)取引先数及び契約締結数の拡大、(2)「完全ヒトADLibシステム」の実用化等の価値向上及びパイプラインの開発、(3)技術やターゲット等のライセンス獲得、(4)人材の確保・育成などに取り組む。

通期計画は5月に発表した期初計画を据え置き、売上高が前期比2.3倍の7.40億円、営業損益が5.22億円の赤字としている。

同社は、ガン細胞など特定の標的細胞へ特異的に作用する「抗体医薬品」の研究開発を手掛ける。世界初の遺伝子組換えによる抗体作製技術「ADLibシステム」が強み。製薬企業を顧客として、抗体の共同開発やライセンス供与などを展開している。《FA》

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