前日終値を挟んでのこう着、印象は底堅い/ランチタイムコメント

2013年11月13日 11:56

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:56JST 前日終値を挟んでのこう着、印象は底堅い
 日経平均は小幅に下落。13.68円安の14575.00円(出来高概算14億6000万株)で前場の取引を終えた。12日の米国株式相場が様子見ムードからまちまちだったほか、日経平均は2日間で500円の上昇をみせていることもあり、利益確定の流れが先行した。引き続き先物主導によるインデックス売買等に振らされるなか、プラスに転じる局面もみられたが、前日終値を挟んでの値動きに。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともにプラスで推移しているが、小幅な上昇にとどまっている。セクターでは、ガラス土石、鉱業、銀行、その他金融、その他製品、ゴム製品などが堅調な半面、海運、建設、保険、情報通信、食料品などが弱い。
 指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソニー<6758>が堅調。一方で、KDDI<9433>、信越化<4063>、ソフトバンク<9984>、日東電<6988>などが日経平均の重しに。
 日経平均の日中値幅は100円程度と、昨日の前場同様の展開に。昨日は後場から先物主導によるインデックス買いの影響から一段高となったが、再びみられるかが注目されるところ。また、狭いレンジ取引ながらも、前日の高値水準での推移であり、底堅いとの印象。物色は決算を手掛かりとした材料系の銘柄に資金が向かっているが、先物市場での断続的な買いがみられてくるようだと、主力大型株に資金がシフトしてくる可能性はある。
 テクニカル面では昨日はMACDが陽転シグナルを発生させた。パラボリックはSAR値の低下によって陽転シグナルのハードルが14600円辺りであり、ハードルは低い。円相場はやや円高に振れて推移しているが、日経平均が14600円を付けてくる動きとなれば、ドル高・円安への基調が強まるだろう。(村瀬智一)《FA》

関連記事