アデランス Research Memo(6):自己資本比率の改善はヘアクラブの業績寄与に注目

2013年11月11日 18:24

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記事提供元:フィスコ


*18:24JST アデランス Research Memo(6):自己資本比率の改善はヘアクラブの業績寄与に注目

■業績動向

アデランス<8170>の2014年2月期第2四半期(2013年8月)末の財務状況は表の通りだが、資産合計は61,340百万円(前期末比20,436百円増)となった。主な項目では、現預金10,059百万円(同3,942百万円減)、棚卸資産5,125百万円(同1,150百万円増)、有形固定資産11,185百万円(同2,138百万円)、無形固定資産21,469百万円(同18,397百万円)となった。一方負債では、買収に関連して長期借入金が9,187百万円(同9,186百万円増)、繰延税金負債が4,977百万円(同4,921百万円増)となった。純資産は33,486百万円(同3,267百万円増)となったが、主に四半期純利益の計上による。

今まで無借金を続けてきた同社が今回の買収を機に10,500百万円の長期借入れを行い、総資産を大きく膨らませた。この結果、自己資本比率は前期末の73.6%から54.3%へ大きく低下した。今後、買収したヘアクラブ社が業績に寄与すれば、総資産が大きく減少することなく自己資本比率は改善する(純資産が増加する)はずである。

(キャッシュ・フローの状況)

2014年2月期第2四半期(2013年3-8月)のキャッシュ・フローは下表のようになった。営業活動によるキャッシュ・フローは3,130百万円の収入であったが、主に税金等調整前四半期純利益の計上1,915百万円、減価償却費1,039百万円による。投資活動によるキャッシュ・フローは16,186百万円の支出となったが、主なものはヘアクラブ社の買収による支出15,980百万円。財務活動によるキャッシュ・フローは9,630百万円の収入となったが、主なものは買収のための長期借入れによる収入10,500百万円である。
この結果、期間中の現金および現金同等物は3,869百万円の減少となり、2014年2月期第2四半期(2013年8月)末の現金および現金同等物の残高は9,855百万円となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト寺島昇)《FA》

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