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アデランス Research Memo(1):買収による減価償却の負担増も期初通期予想を変更せず
*18:13JST アデランス Research Memo(1):買収による減価償却の負担増も期初通期予想を変更せず
アデランス<8170>(以下、同社)の主業務は、かつら(ウィッグ)を中心とした毛髪関連事業で、国内シェアは男性用では2—3位、女性用ではトップ。米国、欧州、アジアでのグローバル展開も進んでいる。2014年2月期第2四半期(2013年3—8月)決算は売上高30,875百万円(前年同期比24.7%増)、営業利益1,751百万円(同31.7%減)、経常利益1,964百万円(同24.4%減)、四半期純利益2,705百万円(同15.7%増)となった。営業利益が減益となったのは、国内事業の広告宣伝費を増額したことと4月に買収した米国子会社ののれん代等の償却が発生したため。
2014年2月期通期の業績は、売上高64,500百万円(前年比26.2%増)、営業利益4,100百万円(同15.2%増)、経常利益4,000百万円(同3.9%増)、当期純利益3,600百万円(同9.1%増)と予想しており、これは期初の予想と変わっていない。ただしこの予想には、前述のようにヘアクラブ社買収による減価償却費の増加(今期約1,800百万円)が含まれている点は留意すべきだろう。
同社は、昨年度(2013年2月期)から復配(年10円配当)した。今期も10円配当予想だが、バランスシートを使って米国で大型M&Aを展開するなど積極経営に転じており、今後の業績、配当状況は注目に値する。
★Check Point
・海外展開で世界的規模の総合毛髪関連企業に
・下期は利益動向に影響を与える米国市場の状況を注視
・「成長エンジン」は海外市場、欧州は医療用が伸びしろ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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