マネパG Research Memo(6):業界最安値水準のスプレッド、取引ポジションの現金化も可能

2013年11月11日 17:27

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記事提供元:フィスコ


*17:28JST マネパG Research Memo(6):業界最安値水準のスプレッド、取引ポジションの現金化も可能

■会社概要

(5)シェア、特色、強み

一般消費者がTVやパソコンを購入しようとした場合、A社、B社、C社によって性能、デザイン、価格等が異なるので他社製品との差別化を行うことは可能だ。しかし株式売買においては、トヨタ自動車<7203>の株式をX証券で買ってもY証券で買っても「商品」は同じであるため、この点でX証券とY証券に差はない。せいぜい取引手数料が異なるくらいだ。マネーパートナーズグループ<8732>が提供しているFX取引も同様に金融商品であるため、商品という点では同業他社と違いはなく、差別化はできない。しかしより多くの顧客に同社を通じて取引を行ってもらうために、同社では以下のようなサービスの差別化を行っており、これが同社の特色、強みとなっている。

・スプレッドが0.3銭(「パートナーズFX nano」米ドル/円)と業界最安水準
・「スリッページ」(注文した価格と異なる価格で約定すること)がない(注1)
・相場が急変しても、注文が拒否(リジェクト)されることがない(注2)
・少額投資家のための「パートナーズFX nano」(証拠金100円から投資可能)を提供している
・事前予約により、成田、羽田、関空、セントレアでFX取引ポジション(ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン)の一部を現金(紙幣)で受け取ることができる。手数料は10万円当たり約200円強で銀行窓口(約3,000円)に比べて格安だ。 ⇒同サービスを提供しているのはFX業界で同社だけで、「現金化できない」というFX取引の欠点をカバーしている(上述)。
・同社は証券業の認可も得ているため同社を通じて株式の売買を行い、購入した株式を代用担保(掛け目70%)としてFX取引を行うことも可能だ。このように株式とFX取引を組み合わせることでさらに投資効率を高めることができる。

業界内での同社のシェアは、口座数ベースで約5%、取引単位ベースでは4%前後となっており、規模的には専業で第5位グループにランクされる。主な競合は専業(FXを主力とする証券会社を含む)では、GMOクリック証券、DMM.com証券、サイバーエージェントFXなどであるが、昨今ではネット証券(SBI証券、楽天証券等)との競合が増している。

注1:他社においては注文価格と異なる価格で約定する場合(俗に言うハナ買い)がある。
注2:他社においては、相場が急変した場合に注文が拒否され、再入力を求められる場合がある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》

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