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ワールドインテック Research Memo(17):不動産事業の拡大で有利子負債が増加も収益性は改善進む
記事提供元:フィスコ
*18:18JST ワールドインテック Research Memo(17):不動産事業の拡大で有利子負債が増加も収益性は改善進む
■財務状況と経営指標
(3)不動産ビジネスの成長戦略
ワールドインテック<2429>の2013年6月末の財務状況は表の通りで、ここ最近の不動産事業の規模拡大によって、総資産は前期末比で9,036百万円増の32,841百万円まで拡大している。販売用・仕掛販売用不動産の増加が目立っており、不動産関連資産の増加に対応する格好で、有利子負債も増加している。
直近の経営指標の推移を見ると、安全性指標である流動比率や自己資本比率、D/Eレシオなどはいずれも悪化している。とはいえ、流動比率は100%を超えた水準にあり、不動産の販売状況も順調なことから、特に問題のない水準と言えよう。収益性を示す指標ではROA、ROE、売上高営業利益率ともに2010年12月期を底に改善傾向を続けている。2008年のリーマンショック以降、国内製造業の不振の影響を受け、同社の業績も少なからず打撃を受けたが、ここにきて全体的に収益が回復傾向となっている。特に、不動産事業が順調に収益化してきたことが大きく寄与している。総資産回転率が低下傾向となっているのも、不動産事業拡大の影響によるものである。
全体的に見れば、不動産事業の拡大によって有利子負債が増加し、財務の健全性に関してはややリスクが増しているものの、同事業が順調に収益化していることで、収益性の改善と収益規模の拡大が進んでいると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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