ワールドインテック Research Memo(14):初導入の「登録型採用システム」で人材採用力を強化

2013年11月5日 18:16

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記事提供元:フィスコ


*18:16JST ワールドインテック Research Memo(14):初導入の「登録型採用システム」で人材採用力を強化
■成長戦略

(1)人材・教育ビジネスの成長戦略

ファクトリー事業、テクノ事業、R&D事業、及びCB事業を擁する人材・教育ビジネスにおいて、全事業共通で同ビジネスが抱える最大のポイントが人材採用力の強化である。顧客企業各社からは数多くの要請が同社に舞い込む。しかし、案件ごとに人材を募集していては、すべてのオーダーに迅速に応えられないのが実情である。そこで、ワールドインテック<2429>が初めて導入した「登録型採用システム」では、多種多様な人材をあらかじめストックしておき、顧客オーダーに従って最適な人材を派遣する。これによって、採用リードタイムのゼロ化を達成するだけでなく、コストも大幅に削減することができる。

具体的には新聞紙面のような「JOB PAPER」をWebサイト上に作り、案件情報の充実と応募登録入力の簡素化を図る。また、新たな採用チャネルとして、スマートフォンからのアクセスも可能にし、潜在応募者を囲い込むためにメールマガジンも配信する。それだけでなく、従来はバラバラに行っていた案件管理、応募・登録者管理、採用業務管理を一元管理し、新たな業務管理システムを構築。顧客ニーズにタイムリーに応える体制を整えた。


○ファクトリー事業の成長戦略

ファクトリー事業においては、既存業種でのシェア拡大のみならず、不振業種(半導体)から成長業種(モバイル関連・自動車、物流関連)へと比重転換していく。また、復興需要が見込まれる東日本・東北エリアでの営業強化も進めていく。

顧客開拓においては、営業所レベル(点)から開拓エリアを広げ、地域ブロック広域レベル(面)に営業を展開する。事業本部と連携することにより、点と面との串刺し営業を展開していく方針だ。実際、同事業での最近の新規顧客は、この串刺し営業で獲得したものである。また、大型案件のみならず、小規模の顧客であってもキメ細かな対応で案件を獲得していくことでシェア拡大を図る一方、原価改善の推進も同時進行で行っていく考えである。


○テクノ事業の成長戦略

生産技術から設計開発へシフトし、設計開発は情報通信サービス分野を中心に人員拡大を進めていく。人員規模としては現状の1,200名強の水準を2016年には2,200名体制まで拡大していく計画だ。また、同社グループ間の連携もより密に進めていく方針で、具体例としては、パソコンスクールのアドバンを有効活用し、三次元CADや機械関連、建築関連の分野で社員のスキルアップを図っていく。


○R&D事業の成長戦略

R&D事業では、バイオ、化学、臨床分野をバランスよく、比率としては4:4:2をイメージして拡大させていく。また、特定派遣での実績と信頼を背景に、一般派遣での研究職の拡大も進めていく。さらに、DOT社との連携も進めて、シナジー効果を最大限活かしていく考えである。なお、DOT社においては、臨床受託体制の整備により、利益率の高いCRO領域(CRO=Contract Research Organization、医薬品開発業務受託機関)の拡大を図っていく方針である。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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