FOMCは通過材料との見方に/ランチタイムコメント

2013年10月30日 11:59

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記事提供元:フィスコ


*11:59JST FOMCは通過材料との見方に
 日経平均は反発。174.92円高の14500.90円(出来高概算14億8000万株)で前場の取引を終えた。29日の米国市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和が継続されるとの思惑も広がり、終日堅調推移となった。シカゴ先物は大証比145円高の14485円だったこともあり、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップで始まった。
 その後はこう着感の強い展開がしばらく続く中、前引けにかけて強含む格好に。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、その他金融、証券、パルプ紙、海運、輸送用機器、銀行、保険、食料品、金属製品、化学などが強い動き。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、業績観測が報じられたソフトバンク<9984>が大幅に上昇。一方で、前日に決算を発表したファナック<6954>が大幅に下落。
 決算を手掛かりとした物色が中心であり、これにインデックスに絡んだ売買によって日経平均は堅調に推移している。今晩の米FOMCの結果を見極めたいとするムードもあるが、量的緩和が継続されるとの見方がコンセンサスとなるなか、アク抜けにつながる可能性。また、31日には日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。ノーサプライズがコンセンサスだが、量的緩和政策の縮小が先送りされると想定されるなか、日銀会合でのサプライズ的な追加緩和策が出される可能性もあるため、押し目買い意欲は強そうである。
 そのほか、大引けでは7月の東証・大証統合に伴う2回目のリバランスが実施される。さすがに2回目ともなると市場の関心はそれ程高まっておらず、意外と需給インパクトの影響が表れる可能性もありそうだ。(村瀬智一)《FA》

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