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パイプドビッツ Research Memo(9):「SPIRAL」を中核的な技術として3方向で製品戦略を展開
*09:18JST パイプドビッツ Research Memo(9):「SPIRAL」を中核的な技術として3方向で製品戦略を展開
■中長期展望と戦略
(2)製品戦略
クラウド全盛時代において、パイプドビッツ<3831>は今後も競争力のきわめて高い「SPIRAL」を中核的な技術として発展を図る考えである。長い視点で見ると、同社は「スマートデバイス普及期に真のクラウド戦略を」というテーマに沿って、(a)クライアントの課題解決、(b)地域・業界の課題解決、(c)社会の課題解決という3つの方向で製品戦略を進めている。
(a)クライアントの課題解決
「SPIRAL」を各業界、各クライアントにふさわしいプラットフォームにカスタマイズして、それぞれのプラットフォームを連携させて新しい問題解決型の製品展開を目指している。主に中堅企業から大企業向けのサービスとして「SPIRAL」を連携させながら、新たに管理・有効活用できる情報資産の種類を増やすため、常に新しいプラットフォームを提供し続けている。
この代表的な例が、2010年4月にリリースした「SPIRAL EC」で、アパレル専用に特化したEコマースのプラットフォームである。アパレル向けECサイトはビジュアル面やイメージ作り、プロモーションなどを季節ごとに頻繁に行うことが何よりも重要で、運営面ではコスト先行に陥りやすい。「SPIRAL EC」は、アパレル向けECサイトの高級なブランドイメージを追求しながら、同時に更新作業手順を簡素化し、しかも低予算に押さえるという業界が抱える課題を同時に解決した点で高く評価されている。
また、「SPIRAL PLACE」もクライアントの課題解決のために開発された製品である。「SPIRAL PLACE」はクラウド型のグループウェアで、Webサイトの作成・更新機能を持ち、同時にSNSとも連携している。グループウェアとしてカレンダーやファイルを共用化しながら、簡単な操作でWebコンテンツの改善・更新やアクセス解析を行うことができ、FacebookやTwitterとの連携も可能である。
「SPIRAL PLACE」は、当初は無償版(1年間のみ)で提供したこともありサービスを開始してから13ヶ月間で契約数が10,000件を突破した。しかし昨年第4四半期で最初のユーザーが2年目に入っている、つまり有償切り替え期に入っておりこれが目下のところ有効アカウント数の増加につながっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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