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鴻池運輸 Research Memo(5):一時的なコスト負担増もあって第1四半期は営業減益
*17:41JST 鴻池運輸 Research Memo(5):一時的なコスト負担増もあって第1四半期は営業減益
■業績動向
(1)2014年3月期の第1四半期決算
鴻池運輸<9025>の2014年3月期の第1四半期(4-6月期)業績は、売上高が56,810百万円で前年同期比1.3%減、営業利益が2,004百万円で同11.0%減、経常利益が2,129百万円で同1.0%減、当期純利益が1,317百万円で同11.2%増となった。鉄鋼関連を中心としたユーザー業界からの合理化要請の強まりを背景に売上高は伸び悩み、収益面では新規流通センター立ち上げによる一時的なコスト増加も響いた。なお、復興特別区域法の適用による減税効果で、当期純利益は2ケタ増益となっている。
複合ソリューション事業の売上高は36,992百万円で前年同期比3.0%減、セグメント利益は2,906百万円で同1.4%減となった。鉄鋼関連分野の落ち込みが響く格好となっている。一方、飲料分野における飲料等製造工程請負業務が安定して推移したほか、流通関連分野もエリア拡大による配送店舗数の増加などで好調な伸びとなった。さらに、医療関連分野も院内物流業務や滅菌業務などが大幅に増加している。
国内物流事業の売上高は12,328百万円で前年同期比1.0%減、セグメント利益は130百万円で同59.5%減となった。コンビニ向け冷蔵食品やテーマパーク向け関連商品の取扱業務が好調に推移した一方、包装用資材や食品原料などの配送業務が減少した。燃料価格の高止まりや電気代の値上げで倉庫運営コストが増加したほか、流通センター立ち上げにかかる一時的な費用の発生で、減益幅は大きくなった。
国際物流事業の売上高は7,489百万円で前年同期比6.7%増、セグメント利益は334百万円で同45.7%増となった。アジア諸国でのスマートフォン本格普及を受けて、携帯電話部材の輸出が増加したほか、アメリカ子会社での鋼管製造設備輸送業務の獲得なども寄与した。
なお、第1四半期中の取り組みとしては、震災復興への貢献も目的として、宮城県仙台市に営業所を開設。鉄鋼関連分野で培ってきた重量物運搬や機工工事等のノウハウを生かして、工事資材運搬事業や護岸復旧工事などをスタートさせている。
(執筆:株式会社フィスコ)《FA》
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