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パイプドビッツ Research Memo(4):有効アカウント数の増加が売上につながる事業モデル
*09:15JST パイプドビッツ Research Memo(4):有効アカウント数の増加が売上につながる事業モデル
■会社概要
(2)事業内容
●主要製品の内容と価格
上記のようにパイプドビッツ<3831>の主力製品は「SPIRAL」というプラットフォーム環境なので、これを利用する主要顧客は自社の業務用ソフトなどを社内開発する大手企業や中堅企業である。さらに同社は、SPIRALを使って特定業界やユーザー向けに同社自身でアプリケーションを開発し、これらの販売も行っている。このような主要製品はパッケージ販売ではなく、すべてクラウド(月額課金)型で販売されている。以下は主要製品とその月額価格(最低料金)である。
いうまでもなく、同社の事業モデルでは有効(有料)アカウント数が増えることが売上増につながる。ただし、下記に述べる料金はあくまで基本料金あるいは最低料金であり、実際は利用するデータ量によって料金が変わる(従量制)ため、単純にアカウント数×基本料金=売上高とはならない。
・SPIRAL(スパイラル):同社の主力製品。基本となるプラットフォームでデータベース、開発環境、実行環境などを内蔵している。月額25,000円から。
・SPIRAL PLACE(スパイラル プレース):クラウド型のグループウェアで、Webサイトの作成・更新機能を持ち、同時にSNSとも連携している。グループウェアとしてカレンダーやファイルを共用化しながら、簡単な操作でWebコンテンツの改善・更新やアクセス解析を行うことができ、FacebookやTwitterにもリンクしている。従業員を大量に抱えるチェーン店などから高い評価を得ている。基本料金は月額6,000円から。
・SPIRAL EC(スパイラルEC):アパレル専用に特化したEコマースのプラットフォーム。アパレル向けECサイトの高級なブランドイメージを追求しながら、同時に更新作業手順を簡素化し、しかも低予算に押さえるといういくつかの課題を同時に解決できる点が業界からは高く評価されている。利用料は売上額に応じた従量制。
・ネットde会計・ネットde青色申告:中小企業や個人事業主を対象としたクラウド型の会計サービス。中小企業の決算事務ではブランドを築きつつある。2011年9月に事業を譲り受け、販売を開始した。
・スパイラル アフィリエイト:広告主のアフィリエイト広告の導入や運用にかかる負担や課題を軽減するアフィリエイトASP一括管理サービス。初期費用無料など、SPIRALユーザー限定の特典がある。
・その他:後述するような特定の分野や業種向けのアプリケーションがある。価格は月額数百円から数千円。
●事業セグメント
以上のような主力製品を中心に、同社では事業セグメントを以下のように分類している。なお今年度(2014年2月期)からセグメントを組み変えており、前年同期との比較はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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