きな臭さ増す日中関係、安倍首相は「日本がアジアで対中国の先頭に立つべき」

2013年10月28日 08:58

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記事提供元:フィスコ


*08:59JST きな臭さ増す日中関係、安倍首相は「日本がアジアで対中国の先頭に立つべき」
沖縄県を巡る日中紛争がきな臭さを増してきた。防衛省統合幕僚監部は27日、沖縄県の沖縄本島と宮古島間の上空を同日昼ごろ、中国の爆撃機など計4機が相次ぎ通過し、太平洋と東シナ海を往復飛行したと発表した。同型の4機は25、26両日にも同じルートを往復している。

これに対し、日本は27日に3回にわたるスクランブル(緊急発進)を実施、航空自衛隊が25日から週末にかけて中国の無人偵察機を発見する事態が相次いだ。中国の航空機が日本領空に侵入したとは報じられていないが、航空自衛隊のスクランブルが急増していること自体、何らかの“事故”を通じた日中衝突につながる可能性も否定できない。

日本は領空侵犯した無人機を撃墜する可能性を示しているが、中国国防省の耿雁生報道官は26日、ウェブサイト上で、日本が無人機を撃墜したり、その他の強硬措置を講じれば「戦争行為」とみなし、中国の断固たる反撃を招くだろうとの声明を掲載した。

一方、安倍首相は米ウォールストリート・ジャーナル(電子版、26日付)とのインタビューで、中国に対抗するため、日本がアジアで断固とした役割を演じる必要性に言及。米国がアジアから撤退するとの懸念が高まる中、日本が中国の軍事力増強を懸念するアジア諸国の先頭に立つ構えを鮮明にした。《RS》

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