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ソフトバンクを横目に決算を手掛かりとした個別対応/ランチタイムコメント
*11:55JST ソフトバンクを横目に決算を手掛かりとした個別対応
日経平均は続落。60.55円安の14365.50円(出来高概算11億7000万株)で前場の取引を終えた。中国や欧州の株安が波及した米国株安の流れを受けて、売り先行の展開となった。寄り付き後も不安定な値動きをみせており、前場半ばには一時14273.71円まで下げ幅を広げる局面をみせている。
その後、10月のHSBC中国PMI速報値が7ヶ月ぶり高水準だったこと、売りが先行していたソフトバンク<9984>の切り返しもあって、一時14400円を回復している。とはいえ、リバウンド機運は高まらず、寄り付き水準でのこう着が続いている。セクターでは石油石炭、水産農林、建設、医薬品、情報通信などがしっかり。一方で、その他金融、不動産、保険、電力ガス、金属製品、銀行などが利益確定の売りに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の過半数を占めている。
日経平均は、売り一巡後は底堅い動きをみせている。ソフトバンク<9984>がプラスに転じたインパクトが大きいであろう。米キャタピラーの決算が嫌気されたコマツ<6301>、日立建<6305>なども下げ幅を縮めている。また、個人主体の資金とはみられるが、中小型株の一角への物色は活発。決算発表や業績修正などを発表した企業への物色も強く、日経平均は続落ながらも、それ程地合いは悪くないようだ。
とはいえ、コマツなどが再び弱含むようだと、決算を見極めたいとのムードが強まりやすい。また、ソフトバンクが下げに転じてくると、市場心理は慎重姿勢を強めてくることになろう。まずはソフトバンクを横目に睨みながら、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。(村瀬智一)《FA》
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