23日の中国本土市場概況:続落、短期金利の上昇で上海市場は2200の大台割れ

2013年10月23日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 23日の中国本土市場概況:続落、短期金利の上昇で上海市場は2200の大台割れ

23日の中国本土市場は続落。上海総合指数は前日比27.55ポイント安(-1.25%)の2183.11、深セン成分指数は同106.68ポイント安(-1.24%)の8512.96で取引を終えた。朝方は堅調な値動きを示したが、その後は下げ幅を急速に拡大させた。

短期金利の上昇が警戒され、中盤以降は幅広い銘柄に売りが広がった。今日23日の銀行間取引市場では、3カ月物以下の金利がすべて上昇。中国人民銀行(中央銀行)が先週17日以降、買いオペを停止していることが流動性不足を引き起こしているもよう。また、企業の税金支払いがこの2日間に集中していることも一因だと分析された。

そのほか、中国の成長ペースが10-12月期に減速するとの見方も警戒材料。また、不動産引き締めの強化観測や北京市当局が割安住宅を大量に放出する方針を示したことも同セクターの売り手がかりとなった。

一方、四川省の大規模な投資計画が好感され、前半には四川省や建設関連の一角に買いが集中した。また、当局が人民元適格外国機関投資家(RQFII)制度をシンガポールにも適用する方針を示したことも支援材料となった。

なお、10月のHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI、速報値)は明日24日に発表される予定。ブルームバーグがまとめた調査では、同月のPMIが前月の50.2(確定値)から50.4に上昇するという結果が示された。《KO》

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