【狙い場・買い場】ファースト住建は期末の2つの相場イベントに積極対処して値幅効果も期待

2013年10月23日 13:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ファースト住建 <8917> は、この10月末に重要な相場イベントが2つ控えている。一つは、10月28日を権利付き最終日とする10月期期末の連続増配の配当権利取りで、もう一つは、10月31日に実施される東証1部・大証1部の市場統合に伴う東証株価指数(TOPIX)への2回目の組み入れである。期末の配当権利取りを経て権利落ち後に需給好転の思惑再燃で値幅効果も期待できることになる。

  同社株は、旧大証1部単独上場株の一角に位置し、7月16日の東証・大証の市場統合では1499円の高値をつけ、8月30日の1回目のTOPIX組み入れでは1590円まで270円高するなど、統合効果に敏感に反応してきた。10月31日に2回目のTOPIX組み入れを控えており、TOPIX連動型のファインドの買い増しなど需給好転思惑が再燃することになる。

  一方、今10月期配当は、37円(前期実績32円)と連続増配が予想されている。内部留保の確保と業績連動型の利益還元を基本に配当性向を20%にする配当政策を続けており、今9月期純利益を29億5000万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想していることをベースに連続増配する。

  この連続最高純利益は、戸建事業では前期から開始した太陽光発電システム搭載の戸建分譲住宅の販売に加え、昨年11月に電子キー、今年5月にLEDダウンライトを標準採用するなど差別化戦略を強化して1900棟(前期実績1767棟)の通期販売を目指し、マンション事業でも、前期のリノベーション案件中心から、今期は新築分譲マンションの分譲が加わり順調に推移していることが要因となっている。来10月期業績も、地盤の近畿圏に加えて九州・関東圏への進出が寄与して続伸が有力で、東洋経済会社四季報秋号では、純利益を30億5000万円、配当の上積みも観測している。

  株価は、年初来高値1810円から1168円まで調整し25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げてきた。配当利回りは2.2%と市場平均を上回り、PERも7倍台と割安であり、積極対処で報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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