【編集長の視点】新規上場のシステム情報は買い気配値アップ、IPO36連勝で類似の既上場株の注目度もアップ

2013年10月22日 10:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  システム情報 <3677> (JQS)が、きょう22日にジャスダック市場(スタンダード)に新規株式公開(IPO)された。公開価格は740円、公開株式数は69万株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時32分現在、公開価格を111円、15%上回る851円買い気配で売り買い差し引き約176万株と公開株式数を上回る大量の買い物を集めている。このまま公開価格を上回って初値をつけると、IPO株は、昨年12月20日以来、初値が公開価格を上回ってつける(勝ち)「負けなし」の36連勝となる。

  受託ソフトウェア開発の情報サービス業として品質保証のための世界標準のCMMIを達成し、プロジェクト管理の国際標準的な資格のPMPも社員の3分の1が取得、売り上げの7割が、NTTデータ <9613> などの業界大手で占められている上に、公開価格がPER9倍台と割安で、資金吸収額も5億円超と小規模に止まることなどが、買い評価されている。2013年9月期業績は、売り上げ42億2900万円(前期比4%増)、経常利益3億1000万円(同10%増)、純利益1億6500万円(同18%増)、1株利益76.4円と予想している。

  IPO株36連勝の高人気化のなかで、ここ1~2年と違って目立っているのが、IPO株に類似の既上場会社への人気波及である。とくに電力調達・運用コスト削減サービスを展開するエナリスの10月8日のIPOから際立っているもので、同業態の省電舎 <1711> (東マ)やグリムス <3150> (JQS)などがともにストップ高し、メディアドゥ <3678> (JQS)の11月20日IPO承認では、同じ電子ブック株のイーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)やパピレス <3641> (JQS)が急騰、M&Aの仲介事業のM&Aキャピタルパートナーズ <6080> (東マ)の上場承認では、同業態の日本M&Aセンター <2127> やGCAサヴィアン <2174> がツレ高した。

  今年2013年のIPO株は、すでにきょう22日上場のシステム情報を含めて32銘柄と昨年2012年の年間46銘柄の76%に達し、すでに上場承認の11月の4銘柄を含めて年内になお30銘柄がIPOされ、12月はIPOラッシュになると観測されているだけに、IPO承認とともに値上がりする類似既上場株へのウオッチは怠れないことになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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