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【株式評論家の視点】ミツバは決算発表を契機に好実態見直しへ波動の転換が有力
<銘柄の見所>
ミツバ <7280> が底練りから脱出の気配を強めてきた。9月27日に米国司法省との間で、反トラスト法および関連法規違反行為につき罰金1億3500万ドルの支払いに合意し、司法取引契約を締結したと発表した。それを契機に株価は下放れの動きとなり、下値でのもみ合いに入っていた。中間決算で132億7500万円を特別損失として計上する。ただ米国司法省の調査は2011年以降のもの。
同社は2011年8月にカルテル行為からの決別を取締役会で決議すると共に、独占禁止法および競争法に関する包括的な遵守プログラムの策定を含めた施策を導入しており、今回の件はあくまで過去の事例。
そうした状況に鑑み、売られ過ぎに着目した押し目買い機運が盛り上がりつつある。同社はワイパーモーターやエンジンを始動するスタータモーターなど、四輪車・二輪車用モーターを主力とする自動車部品メーカー。ホンダ向けの比率が高いが、ホンダの9月の新型「Fit」の投入を皮切りに今後は販売増が予想される。不透明感のあるインドネシア市場向けも当社の二輪部品は順調に増産が進んでいる模様。
自動車の環境・安全性に対するニーズが高まる中、電装化の進展は同社にとって追い風に作用している。メキシコやフィリピンで自動車用モーターの生産能力の増強を進めている。ホンダ、日産系を中心に、旺盛な需要を取り込む形で中長期の高い成長が可能な企業として注目できる。
今2014年3月期については売上げ2400億円と前期比6%増、営業利益120億円と同33%の大幅増益が見込まれている。アナリスト筋では今期増額の見方が強く、見直しを誘う要因になりそう。11月6日に決算発表が予定されており、そこらあたりをきっかけに、実態再評価の動きに切り替わるものと思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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