【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは出直り見込める、去る6日の「上ヒゲ」へ挑戦

2013年10月22日 07:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  パソコンなどのネット通販を展開するストリーム <3071> (東マ)の株価は、下値固めが完了して出直りの動きを強めている。

  パソコン、家電製品、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」などの運営を主力として、自動車関連塗料、食品、太陽光関連部材などの販売も手掛けている。テレビやパソコンの需要低迷、ネット通販と家電量販店の競争激化など厳しい事業環境が続いているが、商品仕入れ・販促活動の強化、販売価格の適正化、粗利益の確保、販管費の削減、さらに他社ネット通販の運営を支援するEC支援事業も強化して収益改善を目指している。

  今期(14年1月期)の連結業績見通し(8月29日に減額修正)は、売上高が前期比21.6%減の177億24百万円、営業利益が10百万円(前期は10億54百万円の赤字)、経常利益が14百万円(同10億40百万円の赤字)、純利益が2百万円(同12億37百万円の赤字)の黒字化としている。

  第2四半期累計(2月~7月)は、ネット通販事業で主力の家電やパソコンの販売が減少して大幅減収だったが、粗利益改善や販管費削減などの効果で営業赤字幅が縮小している。通期ベースでも、粗利益改善などの効果が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると安値圏での軟調展開が続いているが、4万4000円近辺で下げ渋る形となって下値固め完了感を強めている。一方では、人気短命だったが10月8日には5万800円まで急伸する場面があるなど、出直りの動きも強めて足元では4万5000円台に水準を切り上げている。

  10月21日の終値4万5350円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS73円89銭で算出)は614倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3657円09銭で算出)は3.3倍近辺である。週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線を突破している。26週移動平均線も突破すれば出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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