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USS Research Memo(7):取扱量の増加で廃自動車リサイクルは黒字転換
*17:26JST USS Research Memo(7):取扱量の増加で廃自動車リサイクルは黒字転換
■決算概要
(2)セグメント別動向
○その他
USS<4732>のその他事業は、2014年3月期第1四半期(2013年4-6月期)の売上高が前年同期比7.6%増の1,512百万円、営業利益は同8.1倍の107百万円だった。このうち廃自動車等のリサイクル事業を手掛けるアビヅは、売上高が同10.8%増の1,133百万円、営業利益が87百万円(前年同期は19百万円の営業損失)と黒字転換した。廃自動車等の取扱量が増加したほか、従来まで廃棄していた自動車シュレッダーダストを利用した製鋼副資材(※注)の製造販売が可能となったことが主因。また、低迷していた鉄スクラップの市況が好転したことも増益改善要因となった。
廃ゴムのリサイクル事業を手掛けるカークエスト東洋事業部の売上高は前年同期比11.2%減の247百万円、営業利益は同87.0%減の3百万円と同社の事業のなかでは唯一、業績が悪化した。主力のカラー着色の弾性舗装用ゴム製品の受注が減少したことに加え、水道光熱費や修繕費などの営業経費が増加したことが減収減益要因となった。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業を手掛けるUSSロジスティクス・インターナショナル・サービスは取扱台数が増加したことで、売上高は前年同期比25.7%増の131百万円、営業利益は同226.5%増の15百万円と順調に推移した。
(※注)製鋼副資材は、自動車解体時に発生するシュレッダーダスト(エアバック、フロン類、エンジンなど主要な部品を取り外して破砕し、有用な金属類を回収したあとに残る発泡ウレタン等の軽質ダスト)を、微粉な鉄粉と混錬・成形して製造する加工物で、高炉メーカー等において溶けた鉄の飛散防止に利用される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
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