【編集長の視点】京急は急反発、2Q業績上方修正の公益株2社は上昇率順位の上位にランクイン

2013年10月17日 10:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  京浜急行電鉄 <9006> は、46円高の963円と変わらずを挟んで3日ぶりに急反発している。前日16日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、連続増益率を伸ばし、純利益が2Q累計業績として過去最高となることから、売り方の買い戻しを交えて内需株買いの再燃につながっている。

  同社と同じ公益株として、前日大引け後に関西電力 <9503> も、2Q累計業績を上方修正、今年7月に開示した連続赤字予想業績からの黒字転換を予想したことから、同様に売り方の買い戻しを交えて58円高の1349円と急反発している。両社株とも、寄り付きの東証第1部上昇率ランキングの上位30位にランクインする人気となっている。

  京急の2Q累計業績は、営業収益を期初予想の据え置きとしたが、経常利益を37億円、純利益を25億円それぞれ引き上げ、純利益は、75億円(前年同期比82%増)と大きく続伸する。流通事業の営業収益は、期初予想を下回るが、主力の交通事業の営業収益が期初予想を上回り、同事業の売上原価などの営業費が減少し、営業費全体も第3四半期以降に繰り延べられて減少することなどが要因となった。

  3月通期業績は現在、集計中で、業績修正が必要な場合は改めて公表するとしている。同社は、前期も、固定資産売却益計上で2Q累計業績を上方修正したが、その後の2Q累計決算発表時には3月通期業績については、交通事業が期初予想を下回るとして下方修正した。今期2Q累計業績の上方修正は、交通事業の好調推移が要因となっているだけに、前期と異なる業績修正も期待され、11月6日予定の2Q累計決算の発表に注目が集まろう。

  株価は、年初来高値1130円から全般相場急落の悪地合い下、同安値745円まで調整、2020年夏季オリンピックの東京開催決定で窓を開けて989円まで反発し、900円台固めを続けている。一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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