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【高見沢健の注目銘柄】ティー・ワイ・オーの収益大変貌に注目
■高採算の直販拡大で1株利益大幅向上、来年には実質無借金
株式投資の醍醐味は企業の成長を先取りするところにある。中期経営計画で5年後に売上高倍増を策定した小型成長株ティー・ワイ・オー <4358> (JQ)に注目したい。
テレビCM制作の大手でトヨタ、ソニー、パナソニック、キリン、JR東海など超一流企業のCMを手がけている。アベノミクス効果で大企業の収益改善が進み、広告宣伝費は一昨年5.7兆円→今年6.1兆円(予)と拡大基調にあり、同社の業績は飛躍期を迎えた。
近年、赤字事業の譲渡や子会社集約などの経営効率化に注力した結果、自己資本比率は11年16.4%→12年28.0%→今年32.0%と向上し、3年後に50%以上に高める方針。つれて、来年は実質無借金会社の仲間入りを果たす。
特筆すべき経営戦略は、代理店経由に比べ高付加価値の直販によるCM制作を大幅に伸ばす収益構造の改革に着手したことだ。今後5年間で代理店経由分が181億円→260億円(1.4倍)に対し利益率の高い直販分は55億円→180億円(3.3倍)と激増の見通し。このため、5年後の売上高は500億円(前13年7月期250億円)と倍増の計画で、収益構造は様変わりし、一躍、高収益企業に変貌する。
さらに、同社株は10月25日付けで東証2部に昇格の予定で、この機会を捉えファンドの保有株など最大3353万1000株を売り出した。「指定替えで知名度を高め広告制作の受注増につなげたい」(吉田博昭社長)意向だ。
売上高は今期265億円、来期280億円、再来期320億円。営業利益は今期17億円、来期18億5000万円、再来期21億5000万円を計画。なお、今期は普通3円、記念3円の6円配当を予定し、足元の株価では3.6%という高利回り。3年後の営業利益率6.7%をベースに1株利益を試算すると、3年後18円、5年後28円と大幅向上が予想される。160円台の株価は割安感が強く、今回の株式売出しを機会に、需給は一変、新たな上昇波動に入った公算が大きい。(企業&テクニカルアナリスト・高見沢健)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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