【株式評論家の視点】タダノは外国人の売りが一巡し、出直りに弾みを加える

2013年10月16日 13:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  タダノ <6395> が底打ち反転相場へ突入してきた。9月11日の戻り高値1551円から整理に入り、10月8日の1141円で底値をたたき、そこからの出直り場面。高値から1か月、下げ率27%の結構な下げを経験したが、取り立てて悪材料が出現したわけではない。ただ、日々の手口の推移は機関投資家特有の一貫した売り先行の流れで、決算を前にしたヘッジファンドの売りと推定される。そうした売りを吸収済みで、出直りを遮る壁は厚くない。

  今2014年3月期の第1四半期決算は売上げ381億1400万円と前年同期比35%増、営業利益46億8200万円と同2.4倍の大幅増益を達成した。エネルギーやインフラ関連の需要が拡大し、北米市場やアジア市場で建設用クレーンが好調に推移。海外の売上げが同58%増の242億円と大きく伸長したことが業績躍進の原動力。

  会社側は、今3月期通期の見通しについて、期初計画を据え置いた。売上げで前期比15%増の1550億円、営業利益で同42%増の155億円を見込んでいる。通期の営業利益に対する、第1四半期の進捗率は、30%に達した。

  同社は第4四半期に売上げが集中する傾向があることから、ここ数年の実績と比較しても、今期の第1四半期の進捗率は高めの水準にある。今期はエネルギー関連の需要が旺盛な北米市場で建設用クレーンが伸長するほか、アジア市場や欧州市場でも増収を見込んでおり、海外売上げは前期比24%増の820億円を計画、引き続き収益上伸の原動力となる。10月29日に決算発表が予定されており、売られ過ぎの反動高に勢いを与える材料になりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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