後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での短期値幅取り狙い

2013年10月16日 12:21

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記事提供元:フィスコ


*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での短期値幅取り狙い

16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ソフトバンクが下支え、短期資金は低位材料株へ
・ドル・円は98円55銭、米財政協議の有意義な進展を待ちたいとの見方
・ソフトバンク<9984>が指数を下支え、直近IPO関連などに短期資金

■ソフトバンクが下支え、短期資金は低位材料株へ

日経平均は小幅に下落。23.44円安の14418.10円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えた。米財政協議の行方を見極めたいとして様子見ムードが強く、日経平均は小幅に下落して始まった。また、格付け会社フィッチが米国債の格付けを格下げ方向で見直すと警告したことも手掛けづらくさせた。

もっとも、影響は限られており、日経平均は寄り付き直後にプラスに転じるなど、底堅い相場展開である。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が、フィンランドのスマホ向けゲーム大手買収の発表を受けて大幅に上昇しており、日経平均を下支えしている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めている。出来高は10億株を割り込むなど、台風の影響なども指摘されている。

米上院指導部は、15日中に債務上限引き上げ・予算に関する合意を発表しない、と議員側近の話として一部報じられている。予想されていたことであろうが、主力処には押し目買いも入りづらくなったと考えられる。円相場はやや円安に振れて推移していることもあり、売り込む流れにはならないが、引き続きソフトバンク<9984>が下支えするなか、日経平均はこう着感の強い相場展開になろう。

物色は材料系の銘柄に向かいやすく、前場段階で強い値動きをみせている新日科学<2395>、冶金工<5480>、あいHD<3076>、ニチレキ<5011>、東京計器<7721>、ヤマタネ<9305>辺りに短期資金が集中しやすい展開になりそうだ。

■ドル・円は98円55銭、米財政協議の有意義な進展を待ちたいとの見方

ドル・円は98円55銭付近で推移。ドル・円は98円63銭まで値を戻したが、米財政協議の有意義な進展を待ちたいとの声が聞かれており、現時点では短期筋などのドル買いは一服している。多くの市場参加者は財政協議の期限前の妥結を想定しているが、克服すべき問題は多いことから、17日までの妥結はなく、議会は月内の妥結を目指すことになるのではないか、との見方もある。

■今後のポイント

・米財政協議のさらなる進展を待ちたいとの理由でドル買い一服
・日経平均株価の上げ幅縮小で円売りはやや後退

12時20分時点のドル・円は98円55銭、ユーロ・円は133円20銭、ポンド・円は157円42銭、豪ドル・円は93円82銭付近で推移。上海総合指数は、2201.27(前日比-1.44%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・米国債務上限引き上げを巡る協議の行方を注視する展開
・ソフトバンク<9984>が指数を下支え、直近IPO関連などに短期資金
・全体的に手掛けづらい状況が継続、値動きの軽い中小型株での短期値幅取り狙いに

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

13:00 マンション発売(9月、不動産経済研究所)
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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